【テスト中】鉄道切符に記念入場&乗車券にも希少価値が!

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モノテラス編集部

普段私たちが通勤・通学に利用する駅に地下鉄、電車にバス、そして目的地によっては新幹線にゆりかもめ。

そして行と帰りに切符を改札口に投入するルーチンワーク。

…といっても現在は切符ではなくSUICAやPASMOなどのICカードを使用するひとが多いかと思います。

専用改札機にタッチさせるだけでOKですし、切符を購入したり、改札口に入れたあとに出てきた切符をまた取るという手間も省けて時間の節約にもなりますから。

しかも朝と夜の通勤&帰宅ラッシュ時にわざわざ自動券売機に並ばなくても済みます。

混んでいる時間帯の切符購入は本当にシャレになりませんからね。

しかしICカードは切符と違い、素敵なケースに入れてバックの中に忍ばせておけば、ちょっとした「シャレ感」が生まれます!

というわけで今現在、切符にこだわりあえて使用するというひとたちの比率はかなり少なくなってしまいました。

しかし、”切符”にも切手や古銭と同様に、熱心に収集しているコレクターが多く存在するんです。

 

最近「鉄道マニア」、「撮り鉄」といった言葉をよく目にしたり耳にしたりしませんか?

そういう人たちにとって、鉄道関連の旧・新すべてのアイテム&グッズは貴重品です。

ある一定の条件を満たした切符ならば、高額な値段で買取されるれっきとした”プレミア切符”にもなります!

 

その条件とは何かといいますと、ズバリ「古い・記念・希少・入手の複雑さ」です!

 

レア度の高い鉄道切符

廃線になりそうな駅の切符

人離れが加速し、廃線になる予定の駅がニュースで話題になることが時々ありますよね。

放送される映像には、たくさんの鉄道ファンの人たちが持参したカメラで熱心に記念撮影を行っている様子が映し出されます。

それだけみんなに惜しまれても廃線になってしまう……。

もう二度とその駅の切符は手に入らないということになると、なんだかプレミアがつきそうな気がしてしまいますが、そう単純ではないようです。

それだけ話題になってしまうと大勢の人が切符を買い占めてしまうため、結果として希少価値が低くなってしまいますから。

 

それではどんな駅の切符なら貴重なものになるのかといいますと、人の利用が少なくなり人件費の面から駅員を配置する必要性がなくなってしまった無人駅の切符。

駅員がいないということは、必然的に自動券売機でしか切符を購入できなくなりますから、以前のように窓口で買うことができた切符、いわゆる「マルス券」という種類の切符は手に入らなくなります。

 

こういった穴場の駅といいますか、ひっそりと廃れていってしまった駅の有人駅時代の窓口販売の切符(マルス券)こそが、レア度が高くなるそうです。

 

これって私たちが普段何気なく有人駅で購入している切符(マルス券)が、はある日突然レアな切符となるかもしれないということですよね。

状態の良いレアなマルス券は、なんと100,000円以上の値段がつくことがあるのだとか

自分が毎日利用する駅の人入りが多い少ないといった情報は無意識に目から入ってくるものですから、案外敏感に感じやすいポイントかと思います。

都会のど真ん中の駅が廃れるということはまずあり得ませんが、いったん都会から外れた場所の駅は、時間帯によってかなり閑散としていたりしますので、そういった駅をよく利用する人は何か気付くことがあるかもしれません。

 

マルス券とは切符の種類のひとつ

マルス券は有人駅なら基本的にどこでも購入できますが、券売機ではなく”窓口”で発行している切符のことです。

行楽で遠出する機会がありましたら、券売機ではなくあえて窓口で切符を買ってみてはいかがでしょうか?

旅の良い思い出になるかと思いますよ!

 

一定の条件でしか手に入らない切符

券面のレイアウトが往路用(行き)と復路用(帰り)で変化するレアな切符が存在するんです!

コレクターの間では周知のことですが、そうでない人達にとって普段使用する切符は、表に乗車駅と運賃、裏は真っ黒といった地味なイメージのものしか思い浮かばないと思います。

 

しかし、一旦そういった先入観をなくし、改めて券面のレイアウトに文字の大きさ、フォントなどをよ~く意識して見てみると、それぞれの発行場所の数だけ切符は“表情”をみせてくれるようですよ!

それがコレクターにはたまらないらしく、またレア度にもかかわってくる重要な要素でもあるのです。

 

そしてこの特別な切符には、購入の仕方と発行される条件にちょっとしたポイントがあったりしちゃいます!

 

いったいどんな条件かといいますと……。

 

定期券を販売している駅と、していない駅ってありますよね?

 

定期券を購入する目的で、一定の定められた駅と駅との「駅間」を往復する際に発行される切符(復路用)こそが、まさにソレです。

 

レア切符となるんです!

 

その決められた駅間で復路時に定期券を購入すると、定期券購入者限定のレア復路用切符が手に入るんです。

もちろん普通の復路用切符とはレイアウトが異なります。

 

戦前の硬券切符はレア

基本的に、戦前の国鉄の切符は高値がつくと考えておいて間違いはありません。

数十枚のコレクション品は100,000円を超える値段がつきます。

1枚ずつというよりも、切符が束になっていたほうが値段が高額になりやすい傾向があるようです。

もちろん1枚でも数十万円の値段がつく切符も存在します。

以下がその代表的な古切符の一例です。

こちらの明治時代の新橋と津嶋驛の硬券切符は1枚でも100,000円を超えるお値段がつきます!

切手が初めて発行されたのは明治時代でしたよね。

実は切符も同時代に初めて発行されました。

西洋の文明が積極的に取り入れられた”文明開化”の時代なだけあって、日本人にとって初めて尽くしのことが行われたのが、この”明治時代”なのです。

明治の硬券切符は1枚だけでも100,000円近く、また状態によっては倍以上の値段がつくこともあります。

 

記念入場券は高額買取対象

記念品として販売される品物はレアになりやすいというのは鉄板です。

品数に限りのあるものですから、手に入らなかった場合は所有者から購入するか、譲り受けるかしかありません。

切符はだいたい新駅がつくられたとき、開業~周年記念、廃線になったときなど、そういったターニングポイントで記念入場券が発行されます。

当然過去に発行されたもの、そしてこれから発行されるものがあるわけですから、どちらも要チェックです。

 

値段がつく記念入場券の一例

越後線 開業100周年記念入場券

JR九州 さようなら糸田線 記念入場券平成1年

JR東日本 201系の日記念入場券

大阪鉄道局 鉄道開通75年記念乗車券

 

海外鉄道の入場券は高額買取対象

国が存在すれば移動手段である鉄道も必ず存在します。

しかし海外の場合、鉄道は存在していても、入場券(入場券は改札~ホームまで入場するためだけの券)に関しては必ずしも発行されているとは限らないのです。

それは何故かといいますと、「チケットキャンセラー」という公共交通機関を利用する際に、乗客が乗車券を自己管理する信用乗車方式がとられているためで、入場券どころか改札口も設置されておらず、誰でも自由に出入りできてしまいます。

つまり切符を買わないで電車に乗り、別の駅で降りても全然大丈夫なシステムなんです。

それが”チケットキャンセラー”です。

ただし、もちろん世の中そんなに甘くはないですから、ズルはできないようにきちんと対策はとられていますけどね。

 

というわけでして、入場券の存在自体が殆どないため、結果的に海外の切符は希少価値が高まるのです。

たまたま切符を販売していたら、迷わず購入しても損はないと思われます。

高値の付くアイテムという意味で日本の切符と違う部分は、「”入場券”の存在自体がレア」だということですね。

 

使用済み切手は価値が下がる

価値のある品物で、状態がいいもの、さらに未使用のものはどんどん査定額が上がっていきますよね。

逆に状態が良くても使用済みのものは、せっかく高値で買い取ってもらえる品物であっても、どうしても価値は下がってしまう場合があります。

切符は状態が良好でも「無効」の判が押されてしまった使用済みのものだと、たとえレアであっても値打ちが下がってしまいます。

記念に切符を購入し、大事に保管しておきたい場合は気をつけましょう。

コレクションするつもりならば尚更です。

切符の買取は専門のショップにご相談ください

コレクターの方以外でも、旅の記念に手に入れた切符を何となくとっておいた……。という方も少なくはないはずです。

正直切符は切手以上に廃棄することへの抵抗が少ない品でもあるかと思います。

といいますか、ほぼ”皆無”といっても差し支えないでしょう。

記念入場券や乗車券ですと券面もそれなりにデザインされているので、まだ見た感じとっておいた方がいいかもしれないという考えが脳裏によぎるかもしれません。

しかし、文字の大きさやフォントなどのレイアウトが通常と異なっているだけの、一見普通の切符に見えるタイプのものは、知識のある人以外はそうそうレアだと気付きませんし、即ゴミ箱行になってしまいます。

大切にコレクションされていた切符らしきものを発見したら、一度査定にだしてみても損はありません。


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