美しきPRS Guitarの魅力とは。買取店はどこがおすすめ?
ポール・リード・スミスは多くのギター好きから憧憬の眼差しを集めるハイエンドギターです。
演奏性と美しさを追求したPRS Guitar。
創業時は屋根裏部屋でギター作りをはじめ、今やカスタムビルダーとして最高の地位に立つポール・リード・スミスとはいったいどんな人物なのか?
また、PRS Guitarの魅力や中古売買、買取での価値はどのような具合なのか?
今回はこれらテーマを記事にアップさせて頂きました。
どうか一読いただければ幸いです!
INDEX
なによりも美しいギター、PRS
ポールリードスミスは大学を中退した後にアナポリスという都市で小さなギターリペアショップを開業します。
当時の仕事場は屋根裏部屋で、1976~1985年ごろまではギターの修理と月1本ほどのペースでオリジナルのギター制作を行っていました。
この頃に手掛けたギターは大学仲間やコンサートの舞台裏でミュージシャンに売り込んでいました。
この時代のモデルはアーリーPRSと呼ばれ、とても希少なギターとして
当時はギターショップに並べて販売される、全て予約を受けて作られていました。
初期のころからのPRSを愛用している著名ギタリストに、カルロス・サンタナやピーター・フランプトン、アル・ディ・メオラらが連ねています。
特にカルロス・サンタナとPRS Guitarは長らく深い関係にあり、現在までにいくつかのSignatureモデルが発売されています。
PRS社の発足
1985年、ポール・リード・スミスはギブソンやフェンダーといった偉大な先駆者と肩を並べる為、大きな挑戦を始めます。
ギター作りで蓄えた資金とビジネスマンの協力によって受けた融資を元に、PRS社を設立しました。
現在にも続くPRS Custom・Standardはここから始まり、当時のモデルはポール・リード・スミス自身が蓄えてきた、きわめて良質なローズウッドとマホガニーが使用されていたそうです。
PRS Dragonシリーズ
PRSのラインナップが出来てから現在までに多彩なフィニッシュや装飾のパターンが追加されましたが、その中でも大きな話題となったモデルが1991年に発表されたDragonIでした。
DragonIはPRSギターの中でも最上位機種という位置付けのモデルで、後にシリーズ化されることになります。
DragonIにはインレイにドラゴンが描かれているのが特徴となっていて、現物を見ると美しさだけでなく、独特な凄みを感じさせます。
オーダーサービスの開始
PRS社発足から11年の月日が経った1996年、スティーブンスビルに工場を移しPrivate Stockというギターのオーダーサービスを開始しました。
思わぬトラブル
2000年、PRSのラインナップに新しく追加されたシングルカットモデルがGibsonのレスポールに酷似しているという理由から、販売停止を求め訴訟を起こされてしまいます。
最終的にはギブソン側が敗訴となり、2004年から2006年にかけて販売が続けられ現在でも中古人気の高いモデルとなっています。
SEラインの追加
2001年、PRSのエントリーモデルという位置付けで韓国製のSEモデルが追加されました。
SEライン2の追加
PRSのミドルクラスとして、アメリカでの製造で1100ドル以下の価格帯に抑えたモデル、SE2が追加されました。
PRSのモデルの中でも高額買取が期待できるモデル
- Early PRS
- Custom24
- Custom22
- McCarty
- Standard
- DragonI
- DragonII
- DragonIII
- Dragon2000
- Santana
PRSギターを売るなら専門家に頼もう!
エレキギターの中でもPRSはとにかく人気なので、リセールをする時にも他のギターに比べて高く評価してもらえる可能性が高いです。
特に初期に作られたPRSは現在では入手困難な良質な木材が使われている為、プレミアが付いていることも!
ただし、PRSはストラトやレスポールといったモデルに比べれば、一般的とはいえないギターになります。
買取店によってはPRSについてあまり詳しくない所もある為、買取に出す時は楽器に特化したお店に依頼をすることをおすすめします。
・人気モデルであれば使い込んでコンディションが悪くても売れる
上記の通り、Customシリーズやシグネイチャモデル、そしてDragonといった希少品や限定生産ものは高額買取が期待できます。
PRS Guitarの買取店おすすめ5選
2020/04/04現在、調査中となっております。